ねこにコベイン

にゃーにゃーにゃー

SFX電源のコンデンサを交換した話

三段天重

SNSを整理してたら燃えた配線の写真が出てきた。
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確かPC内部電源からこの変換コネクタ経由で12Vを4Aほど(≒外付けHDDを3台ほど)起動したらジュワーっと溶けて煙が…
私は煙程度で助かりましたが、本当にシャレならないです。ましてや(出ていく側で電源内ではいちばん遠い部類とはいえ)100V直結の側なんか、直せても~、ね~え?
日頃から近傍の諸国の製品のクオリティとかを云々されている機会に巡り合うことは多々ありますが、普通に電化製品使ってる分には火噴かないでしょ?
電源周りを趣味の工作で弄ると、たまに噴くから。スピーカーから回路が爆ぜる音が聞こえてオーディオアンプのプリント基板燃えてるの見るのとかザラだもん。
お前がヘボいだけて言われるけど、体調悪い時にあなたがヘボらない保証はどこにもないスよ。

部品交換

コンデンサが届く

なんだかんだ言ってて秋月からGW内にコンデンサが届いた。
秋月と配達の皆様には頭が上がらない。わがまま言って本当申し訳ない。
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OSコン、とはこんな感じ。背が低い…「同じくらいの背の高さのやつ選ばんと容量とかいけてもすぐ噴くよ~」的ジンクスを巡回してたブログか何かでお節介爺さんがコメントしてるのを見たことがある。
激しく心配だけど、みんなマザボ直すのにOSコンがーがーがー、とか言ってるような気がするんでこれでいけるんではないか。

それでは、交換してみましょう

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パシュっと一発、極性に気を付けて≒隣り合うコンデンサのすぐ隣の足と同じ極性になる(つまり「+-→-+→+-…」とくっついている)ので、間違えずくっつける。
やった後気づいたけど、これ元のコンデンサ外す前にはんだ面の写真を撮って、回路のどことどこがはんだでくっついてて離れてるか確認しないと…いかん気がする。

その他準備

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前回もちょい触れた、ペリ電源の一番根元の分岐の所でパチンと切って、秋月のプラグを付けて5Vと12VのACプラグにコンバートした。
今気づいたけど、秋月の安いプラグはもともと4Aくらいまでしか電流耐えられないらしい。う~む…
このほか、マザボ行きのコネクタから分岐させた緑と黒でとりまon/offスイッチを付けている。スイッチはむかし千石で買った覚えがあるなあ。

動作チェック

テストシナリオ

  1. 取りあえずコンセントはon/offスイッチの付いてるやつに繋げるか、すぐに引っこ抜けるよう中継ケーブルにつなげておくかしておく。
  2. 主電源を上げた時点でサービス+5Vが流れ始める、つまり今回替えたコンデンサのとこを電気通ってるはずなんで、極性があってれば紫と黒の間テスターで+5V読めるはず。
  3. 次に緑と黒に繋いだスイッチをonにすれば、元から付いていた電源ファンが回るはず。
  4. この状態で2分ほど放っておいて、電源を切って、替えたコンデンサを中心に主要なパーツを手でチョイチョイ触ってみて、変な熱を持ってないか確認。
  5. その次に適当に負荷をかける、自分の場合は12VのLEDライトを数珠つなぎして、2.5Aくらいの負荷をかけられるようにしたものを用意しておいた。明るさが不安定になっていないかとか、光るものにしておくといろいろ様子が直感的にわかっていいんでないかい。

テスト結果

一応上記シナリオをひと回しできたけど、微妙に替えたOSコンと、隣接するコイルが温かい気がする。
やっぱコレ使うのヤだな…

さて、次は

Arduinoでの温度測定→ファン回転調整をするつもりなんですが、温度センサがうまく動いていない…どうすんべえか。
あと塗装。もちろんブラックライトを12Vで駆動。

オマケ

上記テストの最中に昨日塗った蛍光ピンクが擦れてボロボロ剥がれていくよ…
朝のうちにリターダーと塗料の追加を買っておいたので、届いたら塗りなおそうかと思う。でも本当に要るのはサフェーサーなのかなあ。